目次
【シン・クロニクル】の概要

「シンクロニクル」とは2013年に配信された「チェインクロニクル」の後継作である、あなたが結末を選ぶRPG。
舞台となるのは中心に奈落と呼ばれる穴が空いた世界である、「ヘルドラ」。
奈落から現れた「黒の軍勢」と呼ばれる魔物から世界を救うために、人類の存亡を賭けて戦う境界騎士団の葛藤を描くシリアスなストーリーとなっております。
ストーリーでは各章のクライマックスで重大な選択肢を選ぶシーンがでてくるのですが、その一度きりの選択によってその後の展開やキャラクターの生死、誰が味方になるのかが変わってきます。
選ばなかった方の選択肢によるシナリオは、後で読み返すこともできないので一つ一つの選択肢が非常に重要といえます。
また、作り込まれた重厚なストーリーに加えて、個性あふれるキャラクターに音楽など、ゲームに没頭できること間違いなしです。
【シン・クロニクル】の魅力
仲間たちとの絆が運命を変える!緊張感漂うストーリー展開

仲間とのストーリーを進めていく中で、自身と仲間を滅びの未来へと導く「鍵の言葉」が出てきます。
「鍵の言葉」は、運命を変えることが出来る「クロニクル」という主人公のみが持つ本に保管されており、死の幻視を見ることでクロニクルに刻まれます。
仲間に対する後悔や猜疑心など、マイナスイメージとなるような言葉が仲間の死につながります。
中には、「黒の軍勢」の手によって目の前で仲間を失ってしまうような悲しいストーリーもあるので、ストーリー展開には常に緊張感が漂います。
しかし、希望はあります。
仲間との会話の中で「絆ゲージ」をためれば、「鍵の言葉を」死を乗り越える「希望の源」に書き換えることができます。
仲間との絆を育んでいくことで運命が変わり、絶望から希望へと変えていけるのが素晴らしいポイントですね!!
冒険後心をくすぐる細部まで作り込まれたフィールド

冒険パートではスタミナ制のステージ入場方式となっており、実際にプレイヤーが主人公を動かせる箱庭形式のフィールドとなります。
地下空間がしっかりと再現されたフィールドMAPに、クオリティの高いグラフィックや演出が、隅々まで冒険を楽しみたい!という少年心をくすぐります。
オート機能はあるのですが、宝箱を見つけたり、薬草を拾ったりとフィールドでできることが沢山あるので、手動でやるのが何よりも楽しいです!
またモンスターには先制攻撃を仕掛けることができ、固定割合ダメージを与えることができます。
しかし、集団で接触してしまうと一斉に襲いかかられてしまい不利になったり、かなり強いフィールドモンスターが待ち構えていることもあるので、バトルの入り方から戦略を練る必要があります。
また、フィールドの世界観の作りも細かく作り込まれていて、階層が進めば進むほど明るいステージから禍々しいダークなステージへと変貌していきます。
重厚なストーリーのみならず、細部まで作り込まれたフィールドでゲームを進行していくことで、自然とその世界観に引き込まれていくのが大きな魅力ですね!
【シン・クロニクル】の特徴
駆け引きが肝心!ターン制バトル

バトルは画面左下に表示されるキャラクターアイコンの順に沿ってターンがやってくるという、ターン制バトル形式
キャラクター操作は直感的かつシンプルで、キャラクターを移動したい地点まで動かし、行動ボタンを押すとターゲットに対して指定の行動を行う形になります。
キャラクター毎にBP(行動回数コスト)があり、BPが許す限りは通常攻撃と固有スキル使って自由に行動することができます。
消費するBPはそれぞれ、
- 「通常攻撃」:BP1
- 「固有スキル」:BP2
といったように行動に要するBPが定まっていて、もし4BPあるなら「通常攻撃を2回、スキルを1回」だったり「スキル2回」というふうに状況に応じて自由にBPを消費させることができます。
また、敵の攻撃範囲は赤い円で視覚化されているので、敵の攻撃から逃れるような配置を心がけることも重要になります。
敵の攻撃から回避することまで見越した上で、BPを消費していくその駆け引きがこのゲームの面白さの秘訣といえます!
まとめ

あなたが結末を選ぶRPGである「シン・クロニクル」
本作の1番の魅力はなんといっても選択肢によって運命が変わる重厚なストーリーと言えます。
”やり直し”が効かないゲーム展開は他では体験できない良い意味での緊張感をプレイヤーに与えてくれること間違いなしです。
まずは、このゲームをダウンロードするかしないかという「運命の選択肢」を選ぶことから始めてみましょう!
